萱葺きの城(13)

白い回廊に降り注ぐ月の光。 青白い顔のオリヴィエが立ち尽くす。 「いいの?」 からかうような挑発的な金の瞳。 こんなことは今までにも何度かあったことである。 心に闇を持つ何人かの女性が、ひとときオリヴィエのかりそめの恋の… 萱葺きの城(13) の続きを読む

萱葺きの城(6)

「ねえ、やっぱりレースに出てみたいわよね・・・。」 今週になって何度目かの同じ問を、ロザリアは投げかけた。 シュプリーム号は不思議そうに首をかしげて、彼女を見つめ返している。 すっかり彼女を信頼しきった彼の無垢な瞳を見て… 萱葺きの城(6) の続きを読む